【9636】きんえいの株主優待が凄い!75株で映画無料・配当・業績・将来性を徹底解説

株主優待

おはようございます!
今回は、映画好きにはたまらない銘柄、【9636】きんえいを紹介します!

「きんえいって何の会社?」
そう思った方も多いかもしれません。
実はきんえいは、大阪・天王寺エリアでおなじみの**「あべのアポロシネマ」**を運営している会社です。
しかも、このきんえい。
なんと75株から映画の無料招待優待がもらえます!
100株ではなく「75株」というところが、なんとも個性的ですね(笑)

「映画好きなら、これ結構いいんじゃない?」
ということで、今回は株主優待だけでなく、業績や配当、今後の成長性まで見ていきたいと思います!

きんえいとは?

きんえいは、大阪・阿倍野を中心に事業を展開する会社です。

主力は大きく分けて、
①シネマ・アミューズメント事業
②不動産事業
の2つ。

シネマ・アミューズメント事業では、9スクリーンを備える「あべのアポロシネマ」を運営しています。
一方、不動産事業では「アポロビル」や「あべのルシアス」などの賃貸・運営管理を行っています。

つまり、
「映画館の会社かと思ったら、不動産もしっかり持っている!」
という会社です。
映画がヒットすれば映画館が儲かり、テナントが入れば不動産収入が入る。
なかなか面白い組み合わせですね。

きんえいの業績はどうなの?

まずは過去最高益を更新した2026年1月期を見てみましょう。

項目 2025年1月期 2026年1月期 前期比
売上高 35.7億円 37.7億円 +5.6%
営業利益 2.83億円 3.02億円 +6.7%
経常利益 2.92億円 3.12億円 +6.6%
純利益 1.55億円 2.00億円 +29.6%

2026年1月期は増収増益。
特に純利益は約30%増と大きく伸びました。
ところが、2027年1月期は少し様子が変わっています。

2027年1月期は減益予想

当初会社は、
・売上高364億円ではなく36.4億円
・営業利益2.3億円
・経常利益2.4億円
・純利益1.5億円
を予想していました。
前期に比べて減益となる見通しだったのは、公開予定の映画作品から見込まれる収入が前期より減少すると想定していたためです。
「映画館なのに、上映する映画で業績がそんなに変わるの?」
と思いますよね。

これが、きんえいの面白いところでもあり、注意点でもあります。
映画館は人気作品が出れば一気に客足が伸びます。
逆に「今年は大ヒット作品が少ない……」となると、業績にも影響します。

ところが業績予想を上方修正!

ここはきんえいを見るうえで重要なポイントです。
2026年9月、きんえいは2027年1月期の業績予想を上方修正しました。

項目 修正前 修正後
売上高 36.4億円 37.7億円
営業利益 2.30億円 2.65億円
経常利益 2.40億円 2.75億円
純利益 1.50億円 1.80億円

営業利益は15.2%上方修正、経常利益は14.6%上方修正、純利益は20%上方修正です。
理由はかなり分かりやすいです。
「プラダを着た悪魔2」や「トイ・ストーリー5」などのヒット作品が想定以上に好調。
さらに売店収入も伸び、不動産ではテナント入居時期の前倒しや駐車場収入の好調も寄与しました。
映画って、やっぱり当たると強い!

2027年1月期中間決算は減益

一方で、2027年1月期の中間決算だけを見ると、

項目 2026年1月期中間 2027年1月期中間 前年同期比
売上高 18.78億円 18.05億円 -3.8%
営業利益 1.78億円 1.24億円 -30.2%
経常利益 1.81億円 1.32億円 -26.7%
純利益 1.29億円 0.82億円 -35.6%

中間期は減収減益です。
ただし、ここだけを見て「きんえいはダメだ!」と判断するのは少し早いです。
すでに会社は通期予想を上方修正しており、下期には映画事業と不動産事業の回復を見込んでいます。
つまり、
「上期はちょっと苦戦。でも下期に期待!」
という状態です。

きんえいの株主優待が凄い!

ここからが、きんえい最大の魅力です。
なんと75株以上で、あべのアポロシネマの映画無料招待がもらえます。
100株ではありません。
75株です。
ここ重要なので2回言いました(笑)
2026年10月7日の株価は4,240円なので、75株なら約31.8万円で購入できます。

保有株数 月間招待回数 6か月間
75株以上 1回 6回
150株 2回 12回
300株 4回 24回
450株 6回 36回
750株 10回 60回
1,050株 14回 84回

権利確定日は1月末と7月末。
1月末の優待は5~10月、7月末の優待は11~翌4月に利用できます。

2026年11月から優待がさらに便利に!

そして、今回ぜひ紹介したいのが2026年10月5日に発表された優待変更です。
2026年11月5日から、あべのアポロシネマのチケットシステムがリニューアル。

インターネットで座席指定をすると、これまでのように券売機やカウンターでチケットを発券する必要がなくなり、スマートフォンの二次元コードでそのまま入場できるようになります。

さらに!
「アポロシネマメンバーズ」の会員特典も無料で利用可能になります。
通常の年会費は300円。

同伴者の鑑賞料金割引などの会員特典も利用できるようになります。
映画を見に行くハードルが、
「優待カードを持って映画館へ!」
から、
「スマホをピッ!はい映画!」
へ。
かなり便利になりますね(笑)

きんえいの配当はどうなの?

配当は、2026年1月期が年間10円。
2027年1月期も年間10円を予想しています。
2026年10月7日の株価4,240円で計算すると、配当利回りは約0.24%です。
正直、配当だけを見ると高配当株とは言えません。
ただ、きんえいの場合は、
「配当でガッツリ!」
というより、
「配当+映画優待を楽しむ!」
というタイプの銘柄です。
配当利回りだけを見て「低い!」と切り捨てると、きんえいの魅力を見落としてしまいます。

きんえいは映画だけじゃない!不動産も重要

きんえいの面白いところは、映画館だけの会社ではないこと。
「アポロビル」や「あべのルシアス」などの不動産を保有し、賃貸収入を得ています。

2026年1月期の売上高は約37.7億円。
そのうち不動産賃貸収入は約20.3億円でした。
つまり、映画事業だけで稼いでいる会社ではありません。
この不動産事業が、きんえいの収益を支えるもう一つの柱になっています。
映画はヒット作の有無で売上が変わりやすい。

一方、不動産賃貸はテナントが入っていれば安定した収入が期待できます。
「映画+不動産」
この組み合わせが、きんえいの大きな特徴です。

きんえいの良いところ5つ

① 75株から映画の株主優待がもらえる
② あべのアポロシネマを運営する地域密着企業
③ 映画事業だけでなく不動産事業も展開
④ 2027年1月期の業績予想を上方修正
⑤ 2026年11月から株主優待がさらに便利になる

きんえいの懸念点5つ

① 映画作品のヒット・不振で業績が変動しやすい
② 2027年1月期は減益予想
③ 人件費・原材料価格などのコスト上昇
④ 配当利回りが低い
⑤ PERが高く株価に割高感がある

まとめ

今回は【9636】きんえいを紹介しました。
きんえいといえば、やっぱり「あべのアポロシネマ」の株主優待です。
75株から毎月1回の映画無料招待がもらえるため、「映画館によく行く」という人には非常に面白い優待銘柄です。

しかも2026年11月からはチケットレス入場に対応し、通常年会費300円のアポロシネマメンバーズの会員特典も無料で利用可能になります。
一方、業績を見ると2027年1月期は減益予想。ただし、ヒット作品の好調や不動産事業の寄与によって、9月には通期業績予想を上方修正しています。

映画は「今年の作品ラインナップ」が業績を左右するという独特のビジネス。
そのため、安定した高配当株というより、
「映画を楽しみながら、あべの・天王寺の街の成長にも期待する優待株」
と考えたほうが分かりやすいでしょう。

映画好きなら、株を買って映画を見る。
映画を見て、また株主として応援する。
まさに「株主になって映画館へ行く」という楽しみ方ができる銘柄ですね!(^○^)

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