おはようございます!
今日は、【3134】Hamee(ハミィ)を紹介します!
Hameeと聞いて、
「……Hameeって何の会社?」
となった人も多いのではないでしょうか?
私も最初はそうでした(笑)。
ところが調べてみると、スマホケースで有名な「iFace」をはじめ、韓国コスメの「ByUR」、ゲーミングモニターの「Pixio」まで展開している、なかなか面白い会社なんです。
つまり、
「スマホケース会社だと思っていたら、いつの間にかコスメとゲーミングまでやっていた!」という会社です(笑)。
しかも2025年には、これまでグループ会社だったNEが独立・上場。
Hamee自身はiFace、ByUR、Pixioなどの「ブランドを作って売る」事業に経営資源を集中する体制になりました。
そして株主優待も面白い。
100株保有するだけで、iFace・ByUR・ByGLOW・Pixioで使える合計4,000円相当のクーポンがもらえます。
今回はHameeの業績、株主優待、配当、今後の成長戦略まで詳しく見ていきます!
Hameeとは?
Hameeは、神奈川県小田原市に本社を置く企業です。
1998年に設立され、スマートフォンアクセサリー、コスメ、ゲーミングアクセサリーなどを展開しています。
代表的なブランドが「iFace」。
スマホケース売り場で、
「このケース、見たことある!」
という人も多いのではないでしょうか?
Hameeは単に商品を仕入れて販売するだけではなく、企画・デザイン・製造・販売まで一気通貫で行うSPA型のビジネスモデルを強みにしています。
現在の主力ブランドは、
・iFace
・ByUR
・Pixio
の3つ。
さらに不要なプラスチックをアップサイクルする「Parallel Plastics」などにも取り組んでいます。
Hameeの業績はどうなの?
まずは業績を見てみましょう。
2026年4月期は、
| 項目 | 2025年4月期 | 2026年4月期 |
|---|---|---|
| 売上高 | 約228.9億円 | 約220.7億円 |
| 営業利益 | 約23.5億円 | 約9.8億円 |
| 経常利益 | 約23.5億円 | 約7.6億円 |
| 純利益 | 約12.8億円 | 約5.4億円 |
数字だけを見ると、
「めちゃくちゃ減益やん!」
となります。
実際、営業利益は約58%減。
かなり大きな落ち込みです。
しかし、ここには大きな理由があります。
2025年11月に、EC支援などを行っていたNE株式会社がHameeから独立して上場。
そのため、2026年4月期は上期までNEの業績が連結に含まれていました。
つまり、単純に
「Hameeの本業がボロボロになった!」
と判断するのは少し違います。
むしろNEを除いた実質ベースで見ることが重要です。
NEを除くと、実はかなり違う!
2026年4月期のHamee単体に近い実質ベースでは、
売上高:約200.9億円
営業利益:約2.6億円
でした。
そして2027年4月期会社予想は、
売上高:約228.2億円
営業利益:約5.0億円
です。
つまり実質ベースでは、
売上高+13.5%
営業利益+92.8%
という大幅な増収増益を見込んでいます。
ここは今回の記事で絶対に押さえておきたいところ。
決算短信だけを見て、
「営業利益58%減!Hamee終わった!」
と思ったら、ちょっと待ってください(笑)。
会社の中身そのものが大きく変わっているので、NE独立前と単純比較するのは注意が必要です。
2027年4月期1Qはどうだった?
2027年4月期第1四半期は、
| 項目 | 2027年4月期1Q |
|---|---|
| 売上高 | 約46.1億円 |
| 営業利益 | 約▲0.14億円 |
| 経常利益 | 約▲0.12億円 |
| 純利益 | 約0.59億円 |
売上高は前年同期の52.9億円から減少しています。
ただし、これはNEの連結除外の影響が大きいです。
NEを除いたベースで比較すると売上高は前年同期比+7.2%。
営業損益も前年同期から改善しています。
さらに会社側は、
「1Qは下期の商戦に向けて製品開発やプロモーションを準備する期間」
と説明しています。
つまり、
1Qでドーンと稼ぐというより、下期に向けて商品を仕込んでいる
という状態。
Hameeはスマホアクセサリー、コスメ、ゲーミングという「トレンドに左右される商品」を扱うため、今後は年末商戦などでどこまで成果を出せるかがポイントになりそうです。
Hameeの成長戦略が面白い!
Hameeが現在力を入れているのが、
iFace
ByUR
Pixio
の3ブランドです。
① iFace
iFaceはHameeの看板ブランド。
これまではスマホケースのイメージが強かったですが、今後はモバイルバッテリーなどの「通電系アクセサリー」にも力を入れる方針です。
スマホケースだけでなく、
「スマホの周りにあるものを全部iFaceにする!」
というイメージですね。
② ByUR
個人的に今後かなり注目したいのがByURです。
ByURは韓国コスメの人気を取り込んだブランドで、「毛穴管理」をテーマにスキンケアやベースメイクを展開しています。
2026年にはベストコスメのブランド・シリーズ累計受賞数が264冠に達しています。
さらに2026年には新商品を続々投入。
毛穴ケアという分かりやすいテーマを武器に、ブランドを拡大しています。
会社の2029年4月期売上目標はByUR・ByGLOWを含むビューティー事業で86.5億円。
現在のHameeにとって、大きな成長ドライバーになりそうです。
③ Pixio
そして意外なのがゲーミング事業。
「スマホケースのHameeがゲーミングモニター?」
と思いますが、これがPixioです。
手頃な価格とデザイン性を武器にゲーミングモニターなどを展開しています。
2029年4月期にはゲーミングアクセサリー事業で46.4億円の売上高を目標にしています。
2026年9月にはVTuberプロジェクト「にゃんたじあ!」をPixioのオフィシャルグループアンバサダーに起用するなど、ゲーム・配信文化との接点も広げています。
2029年には売上300億円超を目指す!
Hameeの新しい中期経営計画では、2029年4月期に、
| 項目 | 2029年4月期目標 |
|---|---|
| 売上高 | 約308.9億円 |
| 営業利益 | 約18.0億円 |
| 事業利益 | 約33.3億円 |
を目指しています。
2026年4月期の売上高は約220.7億円。
ここから約309億円まで伸ばす計画なので、かなり強気です。
特に成長率が期待されているのが、
ビューティー事業
グローバル事業
です。
2029年4月期の売上目標は、
モバイルライフ:104.6億円
ビューティー:86.5億円
ゲーミング:46.4億円
グローバル:71.4億円
となっています。
「iFace一本足打法」から脱却しようとしているところが、今後のHameeを見るうえで重要です。
株主優待はかなり使いやすい!
Hameeの株主優待は、100株以上保有する株主が対象。
毎年4月末・10月末の年2回です。
内容は、
合計4,000円相当のクーポン
となっています。
| 利用先 | クーポン |
|---|---|
| iFace公式サイト | 1,000円分 |
| ByUR公式サイト | 1,000円分 |
| ByGLOW公式サイト | 1,000円分 |
| Pixio公式サイト | 1,000円分 |
| 合計 | 4,000円分 |
これらすべてのクーポンを利用できます。
つまり100株なら、年間では最大8,000円相当。
しかもiFaceだけでなく、コスメのByUR、ByGLOW、ゲーミングのPixioまで使えるのが面白いところ。
「スマホケースはいらないけど、コスメなら欲しい」
「コスメは使わないけど、ゲーミングモニターが欲しい」
という人でも、自分に合ったブランドを選べます。
ただし、クーポンは株主本人のみ利用可能なので、その点は注意しましょう。
100株ならいくら必要?
2026年10月2日の終値は297円。
100株なら、
約29,700円
で購入できます。
約3万円で100株を保有できるので、少額投資を考えている人にも比較的入りやすい価格帯です。
しかも年間4,000円×2回、最大8,000円相当の優待。
もちろん株価が下落する可能性もあるので、
「3万円で8,000円もらえる!絶対お得!」
と単純に考えるのは危険です。
ただ、Hameeの商品を実際に使う人なら、優待価値を実感しやすい銘柄だと思います。
配当はどうなの?
Hameeは配当も実施しています。
2026年4月期の期末配当は22.5円。
一方、2027年4月期は期末配当3円を会社予想としています。
ここだけ見ると、
「22.5円から3円って、めちゃくちゃ減配じゃん!」
となります。
ただし、これもNEのスピンオフ・連結除外などを含む資本政策の変化があるため、単純に「業績悪化による大減配」と判断しないほうがよいでしょう。
Hameeは配当を継続的に実施する方針を掲げています。
現在の株価297円に対して、2026年4月期の22.5円を単純に当てはめると配当利回りは約7.6%。
ただし、これは過去実績ベースです。
2027年4月期の会社予想は3円なので、今後の配当利回りを見る場合はこちらを基準にする必要があります。
「利回り7%超!」だけを見て飛びつかない。
ここはHameeを調べる読者にぜひ伝えたいポイントです。
Hameeに投資する前に知っておきたいこと
Hameeの魅力は、iFaceという強いブランドを持っていること。
そしてByURやPixioを新たな成長の柱として育てていることです。
一方で、コスメやスマホアクセサリー、ゲーミング用品は流行の変化が早い業界。
「去年は大人気だったのに、今年は誰も見向きもしない……」
ということも普通に起こります。
だからこそHameeでは、新商品を次々と投入し、Z世代を中心とした若い消費者のニーズを取り込もうとしています。
これは強みであると同時に、常にヒット商品を生み出し続ける必要があるという難しさでもあります。
評価ポイントや懸念点は?
良いポイント
① iFaceという知名度の高いブランドを持っている
② ByUR・Pixioを第2・第3の成長エンジンとして育てている
③ 100株から年2回、合計4,000円相当のクーポンが利用できる
④ NE独立後はブランド事業への経営資源集中が進んでいる
⑤ 2029年4月期に売上高308.9億円を目指している
懸念点
① 2026年4月期は営業利益が大幅に減少した
② スマホアクセサリーやコスメは流行の変化が激しい
③ ByUR・Pixioが期待通り成長するとは限らない
④ 海外事業の拡大に伴う為替・海外市場リスクがある
⑤ 2027年4月期の配当予想は3円と低水準
まとめ
Hameeは「iFaceのスマホケース会社」と思っていると、かなり印象が変わる会社です。
現在はiFaceだけでなく、韓国コスメのByUR、ゲーミングモニターなどのPixioを展開。
さらに2025年には、EC支援などを行っていたNEが独立・上場し、Hamee自身はブランド事業に経営資源を集中する体制になりました。
2026年4月期は売上高220.7億円、営業利益9.8億円と大幅減益でしたが、NEの連結除外という特殊要因があります。
NEを除いた実質ベースでは、2027年4月期に売上高13.5%増、営業利益92.8%増を会社予想。
さらに2029年4月期には売上高308.9億円、営業利益18億円を目指しています。
今後の最大のポイントは、iFaceに続くByURとPixioをどこまで大きくできるか。
特にビューティー事業は2029年に86.5億円の売上高を目指しており、Hameeの成長を考えるうえで非常に重要な存在です。
そして株主優待は100株から。
iFace、ByUR、ByGLOW、Pixioで使えるクーポンが合計4,000円相当もらえるので、
「スマホケースはいらないけど、コスメなら欲しい!」
「コスメよりゲーミングモニター!」
という人にも対応できます(笑)。
約3万円から投資できる手軽さも魅力。
ただし、Hameeは「優待だけもらって終わり」の会社ではありません。
これからiFace、ByUR、Pixioがどこまで成長するのか。
「スマホケースの会社」から「若者カルチャーを作る会社」へ変身できるのか。
ここがHamee株の一番面白いところだと思います。


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