【3329】東和フードサービスは買い?椿屋珈琲の株主優待・配当・業績を紹介

株主優待

おはようございます!
今日は、【3329】東和フードサービスを紹介します!

東和フードサービスと聞いて、
「……どこの会社?」と思った人もいるかもしれません。
ところが、「椿屋珈琲なら知ってる!」という人は多いのではないでしょうか?

そうなんです。
東和フードサービスは、あのちょっと高級感のある「椿屋珈琲」を展開している会社。
落ち着いた店内でコーヒーを飲みながら、
「なんか今日は大人になった気がする……」
と思わせてくれる、あの椿屋珈琲です(笑)。

東和フードサービスとは?

東和フードサービスは、東京圏を中心にカフェやレストランを展開する外食企業です。
代表的なブランドが「椿屋珈琲」。
ほかにも、
・ダッキーダック
・イタリアンダイニングDONA
・ぱすたかん
・こてがえし
などを展開しています。

2026年7月時点では、椿屋珈琲グループ52店舗、ダッキーダック18店舗などを展開。
2026年4月期の売上高は約133億円です。

また、東京都内にケーキ工場や珈琲焙煎所、神奈川県にはソースやパスタなどを製造する食品加工工場を持っています。
単純に「お店を運営しているだけ」ではなく、商品づくりにも力を入れているのが特徴です。

椿屋珈琲が強い!

東和フードサービスの中でも特に注目したいのが椿屋珈琲です。
2026年4月期の椿屋珈琲グループの売上高は約61.0億円。
前年同期比7.1%増となりました。

一方、ダッキーダックはほぼ横ばい、ぱすたかん・こてがえしは減収。
そんな中で椿屋珈琲はしっかり伸びています。
2026年4月には椿屋珈琲が30周年を迎え、新しいスペシャルティブレンドを開発。

さらにパナマやエチオピアなど主要なコーヒー産地での現地買い付けにも取り組んでいます。
「高いコーヒーを売っている」のではなく、
「椿屋珈琲で過ごす時間そのものを商品にしている」というのが面白いところです。

株主優待が魅力的!

東和フードサービスの株主優待は、毎年4月末・10月末の年2回。
2026年4月末基準から制度が変更され、
①優待食事券
または
②椿屋珈琲グループアプリポイント
のどちらかを選べるようになりました。

保有株数 優待券 アプリポイント
100株以上 500円×3枚
1,500円分
1,500ポイント
200株以上 500円×4枚
2,000円分
2,000ポイント
400株以上 500円×7枚
3,500円分
3,500ポイント
800株以上 500円×14枚
7,000円分
7,000ポイント
2,400株以上 500円×24枚
12,000円分
12,000ポイント
4,000株以上 500円×36枚
18,000円分
18,000ポイント

優待は年2回なので、100株なら年間3,000円相当。
200株なら年間4,000円相当。
400株なら年間7,000円相当。
800株なら年間14,000円相当となります。
しかもアプリポイントを選べば、対象店舗だけでなく「椿屋珈琲オンラインショップ」でも利用可能。
紙の優待券より使い勝手を重視する人には嬉しい変更です。

優待はどこで使える?

優待券は、
・椿屋珈琲
・ダッキーダック
・イタリアンダイニングDONA
・こてがえし
・ぱすたかん
など、東和フードサービスが運営する店舗で利用できます。
ただし、プロントや催事販売では利用できません。
また、2026年4月末基準からは、以前あった「ご優待品の詰め合わせ」への交換制度が終了しています。
その代わり、アプリポイントを選択すれば椿屋珈琲オンラインショップで商品を購入できます。(towafood-net.co.jp)

配当はどうなの?

東和フードサービスは、ここ数年配当を増やしてきました。

決算期 年間配当
2022年4月期 10.5円
2023年4月期 11円
2024年4月期 19円
2025年4月期 20円
2026年4月期 22円
2027年4月期予想 20円

2026年4月期は22円まで増配しましたが、2027年4月期は20円の減配予想です。(finance.yahoo.co.jp)
2026年10月2日終値2,137円を基準にすると、2027年4月期予想20円の配当利回りは約0.94%。
配当だけを見ると、高配当株とは言いにくい水準です。
そのため東和フードサービスは、
「配当をガッツリもらう株」ではなく、「優待+配当+お店を楽しむ株」
と考えたほうが分かりやすいでしょう。

中期経営計画では何を目指している?

東和フードサービスは2026年4月期~2028年4月期の3年間を対象とする第二次中期経営計画を進めています。
外食業界を取り巻く、
・物価高
・円安
・人手不足
・インバウンド
・DX
などへの対応を進めながら、既存店の収益力向上や高付加価値商品の開発を進めています。(towafood-net.co.jp)
特に椿屋珈琲については、
「安いから行く」
ではなく、
「ちょっと贅沢してでも行きたい」
と思ってもらえるブランドづくりが重要です。
これは原材料費や人件費が上昇する時代において、値上げを受け入れてもらうためにも大切な戦略です。

評価ポイントや懸念点は?

良いポイント

① 椿屋珈琲という知名度・ブランド力のある主力業態を持っている
② 2027年4月期1Qは増収増益でスタートしている
③ 椿屋珈琲の2026年4月期売上高が前年比7.1%増
④ 100株から年2回の株主優待を受けられる
⑤ 優待券だけでなく椿屋珈琲アプリポイントを選択できる

懸念点

① 2027年4月期は営業利益18.7%減を会社予想
② 人件費・原材料費などの上昇が利益を圧迫しやすい
③ 2027年4月期は年間配当20円と前期から減配予想
④ ぱすたかん・こてがえしなど一部業態の売上が低迷している
⑤ 外食業界の競争激化や消費者の節約志向の影響を受ける可能性がある

まとめ

東和フードサービスは、「椿屋珈琲」を中心にダッキーダック、DONA、ぱすたかん、こてがえしなどを展開する外食企業です。
個人的には、単純な「飲食店株」というより、椿屋珈琲というブランドを育てながら高付加価値化を進めているところが面白い会社だと思います。

2026年4月期は売上高133.1億円と増収になったものの、営業利益は9.8億円と減益。人件費や食材価格などのコスト上昇が利益を圧迫しました。
しかし2027年4月期1Qでは売上高が前年同期比4.6%増、営業利益9.8%増と増収増益。
さらに2026年8月の既存店売上も前年同月比103.3%と、足元の店舗は比較的しっかりしています。

一方、通期では営業利益8億円と18.7%減益を予想しているため、今後は売上を伸ばしながらコスト上昇をどこまで吸収できるかが重要です。
株主優待は100株から年2回。
500円券なら年間3,000円分、アプリポイントなら1,500ポイント×年2回。
しかも椿屋珈琲だけでなく、DONAやダッキーダックなどでも使えます。
配当利回りは約0.9%と高くありませんが、「配当をもらって、優待で椿屋珈琲へ行く」という楽しみ方ができるのが東和フードサービスの魅力。

「コーヒー1杯に2,000円?」
と最初は思っても、椿屋珈琲の空間に入ると、
「まあ……今日は株主だし☺︎」となってしまうかもしれません。

今後は、椿屋珈琲のブランド力を武器に、原材料費・人件費の上昇を乗り越えて利益成長を取り戻せるか。
優待を楽しみながら、業績回復もしっかり見ていきたい銘柄です。

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